看護師の皆さんは、レポートを書く機会が多くありますよね?特に新人看護師さん達は頻繁にレポート提出があると思います。
今回は、新人看護師時代によくある『成功体験のレポート』をテーマにレポートの書き方のポイントを解説しました!これを通りにレポートを記載すれば、直ぐにレポートが完成するはずです!参考にして下さい!
例文 -約600字-
成功体験の例文
まずは、例文です。
『入職して◯ヶ月が経ち、看護師として多くの経験をさせて頂いた。受け持ちが開始となり私は、看護を考えることがとても難しく感じていた。患者さんに必要なことは何か、その中でも優先度を考えたり、1日の生活を安全安楽に過ごしてもらう為にスケジュールを立てる事など、最初は視点がずれていたり、優先度など指導して導いてもらいやっと患者さんの一日が安全安楽なものとなっていた。日々反省や指導を振り返ることや、先輩看護師の視点を聞くことを繰り返し改善に努め、以前は疼痛を訴えておられる方の鎮痛薬の内服時間などを一日のスケジュールから患者さんと相談をして考えると言うことも発想できなかったが、指導頂いた事や先輩の看護を見ている中で患者さんと相談し、最善の投与時間を考える事で疼痛コントロールになり安全と安楽に繋がると学んだ。※1実際に、患者さんと相談をしながら疼痛コントロールを行い、「昨日より痛み無くリハビリができたよ」という声を聞いた時、嬉しい気持ちになると同時にやっと自分でも看護を提供できたと感じることができた。※2
看護を難しく考えていたが、今振り返ると患者さんの目線に立って今一番手伝って欲しいことや助けて欲しいことは何かを考えることで見えてくるものもあると振り返る。※3まだまだ看護をするということは難しくどこまでできているのか迷うことも多くあるが、今私ができる最大限の看護を患者さんに提供することが一番大切と感じた。これからも日々看護を提供し小さな成功を積み重ねていきたい。※4』
以上が、成功体験における例文になります。次にこの文章を完成させる5つの方法について解説します。
レポートのポイント5つ
①成功体験を決める
②学びを記入
③患者の反応
④振り返る
⑤誤字・脱字を確認
レポートを書く際は上記の5つを意識して構成してください!
レポートのポイント①成功体験を決める
新人研修で出るテーマの一つの『成功体験』これを記載するポイント①は、まず、業務の中で成功したと感じたことを1つ決める。
何を書けばいいかわからない。という方は、患者さんに『ありがとう』と言ってもらった行動について振り返ってみてください。
些細なことでもあなたが起こした行動が、患者さんからの『ありがとう』に繋がっているのです。それは成功体験と言えます。
レポートのポイント②学びを記入
成功体験に繋がる学びや得た知識を記入する。例文より、※1『最善の投与時間を考える事で疼痛コントロールになり安全と安楽に繋がると学んだ。』この一文が学び。
そして、次の文が※2『実際に、患者さんと相談をしながら疼痛コントロールを行い、「昨日より痛み無くリハビリができたよ」という声を聞いた時、嬉しい気持ちになると同時にやっと自分でも看護を提供できたと感じることができた。』これが成功体験の一文になります。
学びが応用でき患者に影響を与えたことが、このレポートの成功体験となります。
レポートのポイント③患者の反応
看護師のレポートに1番重要なことは、患者の発言や表情の変化を記載すること。例文からは『「昨日より痛み無くリハビリができたよ」という声を聞いた』この一文になります。
評価は患者の反応なので、実際にどんな発言があったのかと言うことを「」で記載しましょう。
レポートのポイント④振り返る
今回のレポートで1番大切な具体的な成功体験を記載できたら、最後に成功体験から振り返りを行いましょう。
例文では、※3『看護を難しく考えていたが、今振り返ると患者さんの目線に立って今一番手伝って欲しいことや助けて欲しいことは何かを考えることで見えてくるものもあると振り返る。』この一文です。
今回の成功体験を経験し、自分自身がどう感じたのか、そして、今後この成功体験をどう活かすのか?と言うことを記載して締め括ります。
例文では、※4『今私ができる最大限の看護を患者さんに提供することが一番大切と感じた。これからも日々看護を提供し小さな成功を積み重ねていきたい。』この一文です。
レポートのポイント⑤誤字・脱字を確認
レポートでは、誤字脱字に注意して記載してください。1番多い訂正ポイントなので、最後にはレポートを熟読し、ミスがないか確認することが大切です。
文字数が足りない場合は…
文字数が足りない場合は、最近の自身の課題をや最近の学びを記載。
例えば、『患者さんに必要なことは何か、その中でも優先度を考えたり、1日の生活を安全安楽に過ごしてもらう為にスケジュールを立てる事など、最初は視点がずれていたり、優先度など指導して導いてもらいやっと患者さんの一日が安全安楽なものとなっていた。』など、様々なことを経験・学び成功体験に繋がった。など文章に繋げると文章が深くなります。
最後に
レポートに慣れるまでは大変ですが、提出後訂正されている場所などを詳しく分析し次のレポートに活かすことが大切です。
看護師のレポートはプリセプターや指導担当者に訂正を受けながら、完成していくと思います。自分なりにレポートを完成させ、しっかりと指示を仰ぎながらレポートを完成させてください。どんどん文章が良くなることで、レポートも苦痛ではなくなってくるはずです。ぜひ参考にレポートを手早く終わらせて下さい!
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